Oct
22
2009

ブログやウェブサイトに自分のことを書くことと批判について

最近思わぬところから、非常に手厳しい批判を受け反省をし、それと同時に正直、困惑もしています。

ひとつには、友達が写っていた写真があったのですが、それが実は掲載して欲しくなかったそうです。気分を害された方には、申し訳ありません。 問題がありそうだと思う写真は既に削除したつもりです。まだ問題があるならお手数ですが一言教えていただければと思います。 (この反省をふまえ Chiico さんのブログは公には閉鎖しました)

僕があなたについて問題のあることを書いていたらぜひご指摘ください。すぐに対応いたします

僕もプライバシーには気をつけているつもりですが、僕があなたのことで何か書いて欲しくないことを書いていると思ったら、ぜひ直接教えていただければ幸いです。速やかに対処します。

実は今回、その友達の口からは 「あなたが作っている情報サイト、ブログはすごい。よく出来ている。そんな友達を誇りに思う」 と言われていたので、まさか他の友達に 「あんな写真を掲載するのはやめて欲しい。アイツはプライバシーについてどう考えているんだ。理解できない考えの持ち主だ」 と批判を言っていたとは夢にも思わなかったのも事実です。

「そういう変な考えの持ち主だ」 と悪評を言って回られてしまい、とうとう、こちらの耳にまで届いてしまった、ということなのですが、こういう形で知ってしまうのは、非常に残念な話です。

人づてにお知らせいただいても対応が遅くなってしまいますので、ぜひ早めに直接お知らせください。私のメールアドレスは contact@hajimete-hawaii.com です。

僕が自分や子供のことを書くことについて

それから僕や Chiico さんが、自分や子供のことを書くことについて、「あいつは何を考えているんだ (非常識だ)」 という批判もあるようです。

自分たちのことについて言えば、確かに詳細についていろいろ書いています。例えばプロフィールのページなどには、年表も書いています。小山圭介(おやま けいすけ) と名前を出していますが本名です。

もちろん、僕には 「ペンネーム = ポッポ」 などとして、「ポッポのカリフォルニア移住フントウ記」 とする選択肢もあります。

しかし、あえて本名を出し、自分の生い立ちまで書くのは、まさに自分を知ってほしいからに他なりません。

僕がどういう風な道を歩んで、どういう考えで今ここにいるのか、知ってほしい。この世には順風満帆で素晴しい経歴をお持ちで、ロサンゼルスに住んでいる人もいるでしょう。 しかし、僕はそういう人ではない。大学院は中退。 ベンチャー、スタートアップ、転職・・・。 住んでいるところも古アパートです。ロサンゼルス在住、というと聞こえは良いかも知れませんが、決してセレブではない。 神奈川に住んでいたときのほうがよっぽど良いマンションに住んでいました。 それでも、僕はあえてアメリカに住みたい。 それはなぜか? そしてそれをどうやって実現しようとしているのか・・・。

こうしたことを書くのに、伏せ字では書けないのです。

僕はきっと、自分のキャリアをもっとかっこよく書くことも出来たでしょう。

例えば 「北海道大学を卒業後、マイクロソフトへ入社。その後、ハワイ移住し、IT コンサルタントとしてロサンゼルスへ転職。現在はソフトウェアエンジニアとして活躍」 というのは、ウソではありません。

でも実際は

浪人して何とか北大に入学。北海道大学を卒業後、大学院に進学したがプログラミングに没頭してしまい研究活動の意欲がなくなってしまい中退。その後ベンチャー企業に転職したけど物足りなくなって転職を試みる。だけど転職フェアでも相手にされず、中退したことを後悔する日々が続いたけどラッキーなことにマイクロソフトへ入社。このときは嬉しくて嬉しくて部屋で号泣。MS では技術的には確かにいろいろと貢献でき、身についたとは思うけどどうにも希望がかなわず退職し その後、ハワイ移住したけど、年俸300万円ちょっとではさすがにきつくてワンルームのボロアパートにしかすめない、エアコンも無い、という生活にギブアップ。英語は相変わらず苦手だけど、転職先を探して、IT コンサルタントとしてロサンゼルスへ転職。だけどスタートアップの数人の会社。現在はソフトウェアエンジニアとして活躍と思いたい。自分は英語が苦手だし、大変だけど、子供はどうしても僕や Chiico さんの好きなアメリカで育てて、ここで子供たちの能力を十分に伸ばしてあげたい。頑張るぞ!

というのが僕が歩んできた道であり、今の考えなのです。

僕の生い立ちや背景を知った上で、今のブログを読んだほうが、今の僕をよく理解していただけると思うのです。だから書くのです。

こうした僕のみっともない経歴を読んで、コイツとは付き合いたくない、と思う方も少なくないことでしょう。そのような方は、実際、お付き合いいただかなくて結構です。 恐らくそういう方とは、僕もお付き合いできないでしょう。それはそれでいいんです。お互い悪口を陰で言いながら表面的に付き合うくらいなら、お互い人の悪口を言わず、別々の道を歩むほうが良いはずです。

この場合、価値観が違うだけなので、どちらが悪いということもありません。これは世の中の男女の恋愛と同じようなものです。ある男性とある女性がウマが合わず恋愛関係に発展しなかったからといって、その男性とその女性のどちらにも落ち度はありません。単に合わないというだけなのです。

恋愛にたとえてもうひとつ言えば、相手を知らなければ、恋愛関係には発展しないのが普通と思います。片方が自分を出さず社交辞令ばかり、名乗らず、経歴を伏せ字にしていて、顔も知らなければ、より深い関係になることはありえません。

ブログでは僕が情報の発信側になりますから、僕が最初に自分を書くしかないのです。僕がなるべく社交辞令にとどまらず、僕の考え、僕のやりたいこと、普段僕が頑張っていることを書くことからスタートするほかありません。真っ白なブログを公開して、「さぁ、あなたが先にコメントを書き込んでください。あなたが先に私に自分のことを教えてくれたら、私はブログを書きましょう」 といっても、なんだか気持ち悪いだけです。

ブログに共感していただけるためには、まず僕が自分のことをしっかり書く他ないと思うのです。

念のために書いておきますが、もちろん、恋愛にたとえたのはあくまで例え話であり、僕がやましい恋愛関係を作ろうとして、自分のことを書いているのではありません。

ブログを書いていると、皆さんも読めるところにコメントもいただけますが、それ以上に個人的なメールもたくさんいただいています。

そうして個人的にいただけるメッセージで、僕が励まされ勇気付けられることもあれば、僕のブログで元気付けられた、とおっしゃってくださる方もいます。

お互い励ましあって一生懸命生きる。

こうした温かい人間らしいコミュニケーションは僕は素晴しいものだと思います。

日本の常識は匿名だが・・・

日本のブログは匿名のものが多いことは知っています。だから、実名で書くのは非常識。 だから、「お前は非常識」 ということになるのかもしれません。

ただ、私は日本のブログは匿名が多いことも知っていますが、同時に、アメリカのブログでは実名で書いているものが多いことも知っています。ミクシィでは、ほぼ全員ニックネームですが、アメリカの同様のサービスの、MySpace、Facebook あるいはキャリアに関する LinkedIn ではほとんどみんな実名です。

だから、匿名で書かないから非常識、実名は危険、とひとくちにに言えないものだと思っています。

そもそも実名を知ったくらいでは何もありはしないと思います。 例えば芸能人も芸名のほか、たいていの人は本名も知られています。有名なスポーツ選手はほとんど全員本名ではないでしょうか。子供の名前も知られていることも少なくありません。

もちろん僕だって、何かの暗証番号など、危ないと思うものは掲載していません。 例えばクレジットカード番号などを記載したら、それは 「この番号は本物です。使わないでください」 といくら注意書きしても危ないと思います。

でも、名前くらい問題ないのではないか、というのが僕の考えです。

それでも、用心深く、常識として名前を書きたくない人がいることは理解しています。ですから、書きたくない人は書かないで結構です。僕はそういう態度を批判しません。

ただ、正直な所、ブログのコメントなどと異なり、公にならないところ(特に個人宛のメール) でも、匿名を貫かれるのは、それを読むのは僕だけですから、僕が危ない人、信用できない人と思われているようで、良い気はしません。そもそも信用していただけていないなら、メールもメッセージも送らなければよいと思います。

その他、いくつか批判あるいは指摘いただいた点もありましたので、ここで書いておきたいと思います。

「さも自分のもののように書いている」 という批判について

アメリカに関する一般的な情報について、 「人から聞いたことを、さも自分のもののように書いている」 という批判もいただきました。

なるべく貴重で耳寄りな情報ほど、「友達からいいことを教えてもらった」 などと書くようにはしていると思いますが、もし気分を損ねる程度でしたら、ぜひその都度ご指摘いただければ幸いです。

しかしながら、たいていは知識はどこで覚えたかわからないようなものが多いように思われます。

例えば、アメリカに来てはじめて、「ハロウィンでは、子供たちがトリックオアトリートでお菓子をもらう」 という情報を友達から聞いて知ったとします。そして、ハロウィン当日、実際に子供たちとこの行事を体験する。 この情報を、誰から聞いた、どうやって知った、引用はこちら、などといつまでも書く必要はあるでしょうか? 実際に既に自分も体験していますし、自分の経験として語ってはいけないものでしょうか。

はじめて、親切に教えていただけたことには感謝しつつも、一般的な出来事については、いつまでも誰に教えてもらった、と義理を感じ続けることも無いと思います。

逆に情報を発信する側から言えば、僕や Chiico さんはウェブサイトで特にアメリカ生活に関する情報を発信していますが、いつまでも 「このサイトでセントパトリックデーについて知った!」 などということを律儀に覚えていただかなくて全然結構と思います。

僕らはあなたがもし何かを知った時に、それを覚えるきっかけになれ、役に立てたらそれで嬉しいです。 単に 「知ったかぶりはやめろ」 というなら、サイトを見ないで下さって結構です。そういう方にはきっとお役に立てないでしょう。

以上、最近ブログについて批判を受けたことについて、この場で自分の考えを書いてみました。

ちなみに、実はその他にもいろいろと、指摘、アドバイス、批判ともいえない、ただの悪口もたくさん聞いたのですが、それは僕らがその人に対して 「人が悪い」 とおもうだけであり、こちらには何の落ち度も無いことが明らかなので、ほうっておくことにします。

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