Aug
21
2009

部屋とコオロギとカーテン

最近、ぐっすり眠れています。

今年は例年よりも涼しいようで、今のロサンゼルスは夜は肌寒いくらいです。そのため、布団に入ってちょうどいい暖かさで眠れます。

これが熟睡できる理由のひとつめ。

二つ目の理由は、仕事が忙しくて疲れていること。と、いう味気ない理由。

そして、残りの理由は、「コオロギ」 と 「カーテン」 です。

虫の音が聞こえる

先週末くらいから、夜になるとどこからとも無く虫の音が聞こえるようになりました。

外から聞こえてくるのではありません。どうも、洗面所の下のほうか、ストーブの奥か、よくわかりませんが、どこかの家具の裏から聞こえてきます。

それが、キッチンのほうだったり、書斎だったり、場所が毎日動くのですが、いつもどこかひとつの部屋から、虫の音が聞こえてきます。

確実に何か一匹、いるようです。

はじめは 「出てきたら気持ち悪い」 と思ったので、さっさと殺してやろうと思い、しばらく探したのですが、なかなか見つかりません。虫の音の聞こえるほうを探しても全然いません。

仕方が無いのであきらめ、「まぁ、出てこないなら放っておこうか」 ということになりました。

それから、毎晩、夜が更けると虫の音が聞こえてきます。

しかし、なかなかどうして、この虫の音がたまらなく良いのです。

探しても出てこない、姿を見せない、という安心感があるため、落ち着いて虫の音を聞いていられます。

目を閉じると小さい頃、夏の夜、網戸の外にバッタなどの昆虫が来ていたことを思い出します。

僕は性格的に、前へ前へとガンガン進むタイプなので、あまり昔のことを想って懐かしむことはないのですが、それでもこういう虫の音を聞くのも久しぶりで、妙に落ち着くものだな、と気付きました。

カーテンを取り付けたら、急に落ち着きました

それから、最近の変化はもうひとつ。

部屋にカーテンを取り付けたことです。

これは、妻の Chiico が居間と寝室にとりつけてくれました。

ブラインドが風で揺られて次々と壊れ、しかたがなく IKEA でカーテンを買ってきて取り付けた、ということです。

カーテンをつけてみると、これがまた、すごく良いです。

「すごくいい」 と感じて振り返ってみると、カーテンのある部屋は日本から引っ越して以来、初めてだということに気付きました。

2005年の秋に日本からハワイに引っ越して以来ですから、およそ丸4年、カーテンの無い部屋で暮らしていることになります。

日本ではいつも遮光カーテンをとりつけていた僕なのですが、そういえば、アメリカに来てからはカーテンには気を使っていませんでした。

カーテンが無いとはどういうことかというと、窓についているのはブラインドだけです。

ハワイでは窓も閉まらなかった

ハワイの頃は、以前ブログに書いたとおり、ワイキキのアンバサダーホテルの隣にあるオンボロアパートに暮らしていました。

そもそも窓すらしっかり閉じませんでした。スカスカに開いています。ブラインドなどもありません。それで、エアコンも無く、外のワイキキの観光客の人の声もダイレクトに聞こえてきますから、まるで毎晩外で寝ているようなものでした。

ロサンゼルスに引っ越してからは、窓はちゃんと閉じて、騒音も無い静かな住宅街に住んでいますから、夜はシーンとしています。

だから、ハワイからロサンゼルスに引っ越してきただけでも、ものすごく人間らしい生活になったと、喜んだものです。

でも、「落ち着くレベル」 は、もう一段階あったんですね。

カーテンを取り付けると、すごく落ち着くものなんですね。

部屋が柔らかい感じになる、というか、差し込む光も、ぼんやりして、とても落ち着きます。

ぐっすり寝られてとても良いです。

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